シロアリ駆除剤とは?
殺蟻(シロアリを毒で殺す)を目的にした化学合成薬剤です。 床下の土に撒いたり、木材に塗ったりして使用します。 一般的なシロアリ施工では、有機リン系、有機ハロゲン系、カーバメイト系、コナゾール系、ピレストロイド系の農薬などがシロアリ防除剤として使われています。 以前は、有機リン系のクロルピリホス、スミチオンなどが使用されていましたが、これらの薬剤の中には内分泌攪乱化学物質(環境ホルモン)の疑いが指摘されているものがある他、ダイオキシン汚染の危険性もあり、2003年の建築基準法改正に伴い、有機リン系のクロルピリホスの使用は禁止されました。しかし、現在も農薬による室内汚染を規制する法律はないに等しく、業者が何の薬剤を撒いても罰せられることはありません。 |
シロアリ防除剤はシロアリだけに効くのですか?
ある薬剤が特定の生物にだけ効くということはありえません。益虫のクモなども一緒に死んでしまいますし、人間やペットにも影響があります。また、薬剤を撒いた土壌を含む周囲の環境にも影響があります。 |
安全な薬と言われましたが?
「国が認めた薬だから」「低毒性」などと言って安全性を強調しますが、過去に問題になった薬剤に比べて急性毒性が低くなっているというだけで安全とは言い切れないでしょう。中毒例も多く報告されています。また、シロアリ防除剤として国が認めているものはありません! |
野菜にも使われている薬と言われたのですが?
シロアリ防除剤は農薬として開発されたものが多いのですが、いろいろな添加物を加えて製剤が作られており、毒性については殺虫成分単独の場合とは異なると考えられます。 また、農薬は残留基準が決められていますが、シロアリ防除の場合は規制がなく、農薬の数百倍もの大量の薬剤が床下に撒かれます。農薬で汚染された室内の空気を24時間吸うことになるのですから決して野菜にも使われているから安全だとは言えないでしょう。 |
殺虫剤の主原料も農薬で出来ているの?
近年は新聞紙上にもシロアリ防除剤や殺虫剤に使用されている薬剤が人体に悪影響を与えているという記事がクローズアップされるようになってきました。 現在大手各メーカーが製造している殺虫剤を、量販店やホームセンター、コンビニエンスストアなどに足を運び、手に取って見ますと、商品棚に陳列されているほとんどすべてのものは、有機リン系、ピレスロイド系、もしくはカーバメイト系の農薬を使用しています。 これらの薬剤は現時点では国が認可しているもので、ゴキブリの他にも、アリ、ダニ、ネズミ等、あらゆる害虫に対する何十種類という殺虫剤が各メーカーから発売されています。消費者はそれを幾つか購入して、住宅の各所で噴射するわけですから、当然使用上の注意をよく読んでから使用することが必須となります。キッチン周り、ソファーやカーペットなど、家族が集まる場所には十分に注意をして使用する必要があるでしょう。特に床上10センチまでの空間は、大人には大きな影響がなくても、幼児や寝たきりのお年寄り、ペット等にとっては、最も揮発成分を吸引しやすい環境です。ぬいぐるみのダニ対策として防虫剤を使用したいという方も多いかと思いますが、お子さんがぬいぐるみはお子さんが頬擦りしたりなめたりするものです。市販の殺虫剤はほとんどが農薬を使用したものばかりですが、時折、ハーブや木酢液を原料としたものも売られています。しかしながらこれらの多くは、防虫の専門業者が開発したものではありませんから、いわゆる研究データに乏しいものが主流となっているようです。 |
シロアリ被害に関するメディア報道の一部
家庭用殺虫剤で健康被害、駆除会社に賠償命令 (河北新報 2003年9月3日) 家庭用殺虫剤、床や壁に殺虫成分が残留 (朝日新聞 2002年9月22日) シロアリ防除、健康被害が多発 (読売新聞 2001年3月20日) シロアリ駆除剤に注意、空気汚染濃度散布後5年減少せず (毎日新聞 2000年6月18日) 北海道特養ホーム駆除作業で、薬剤被害? (北海道新聞) アメリカでは殺虫剤残留基準強化 日本は静観 影響少ないヒバ、木酢液の使用も 当社では業界初の天然植物100%を有効成分とした住宅保全方法を皆さまにお届けしています。 |
シロアリによる喰害と地震被害
防蟻処置はとっても大切
既存建物のシロアリ被害に伴う駆除被害額は、火災被審額を上回るといわれています。 例えば1つの県だけでも年間数万棟を越えています。全国規模での算出をすればその被害件数は計り知れない程となる故に、防蟻工事は必須事項と考えられます。 阪神大震災の倒壊家屋調査(大阪市立大・宮野助教授、土居講師など)が900棟以上の木造家屋を対象に、震度7の地域である神戸市東灘区と淡路島・北淡町で実施されました。 その結果、倒壊被害程度とシロアリの被害や腐朽菌による腐食との相関関係が明らかになっています。 調査によると東灘区では、シロアリ被害・腐食「あり」の218棟で、住宅専用や店舗兼用などの建物用途に関係なく全壊が93%と圧倒的で半壊は6%であった。これに対しシロアリ被害・腐食「なし」の421棟では、全壊25%、半壊23%、軽微・無被害が52%と被害が少なくなっています。 地震対策として、シロアリや腐朽菌による腐食の予防対策や被害をくい止める防蟻工事がとても大事と言えます。 ※引用:日本建築学会大会学術講演便概集b-2,76-60,1996より |
↓構造材(柱・貫)などにシロアリ被害を受け地震で破壊した家屋 |
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木材の腐朽とシロアリの繁殖
木材を不適切な環境条件下で使用すると風雨・塵芥・害虫による喰害・微生物による腐朽などによって急激に劣化します。 この劣化による過程を於いて微生物(腐朽菌・変色菌・表面汚染菌・その他の細菌類)が特殊な酵素その他を分泌して木材の化学成分を分解し、微生物自身の栄養源として摂取してしまうため比較的短い期間に木材の組織構造が破壊され、結果木材に形態的損傷と激しい強度低下が生じます。これが木材の腐朽であります。 大切なことは一般にシロアリが好む環境と木材を腐朽させる菌類が発育する条件が類似している場合が多く、木造建築物においては木材を腐朽させる菌類の繁殖がシロアリの活動を好適にし、それを促進させる場合が少なくないと言われています。この点から考えますと防蟻処理剤は防蟻効力だけではなく防腐効力も具備している製品が望ましいといえます。 その点、天然のシロアリ防蟻液「森林恵MC」は天然の青森ひば精油を始め数種類の木材から抽出した油=木材精油を原料としていますので、まさに防腐効力も具備した「防蟻液」といえます。 さらに、(株)カーボンテックが自信をもって、おすすめする床下調湿木炭「炭次郎」も建物の大敵「湿気」を調節、床下環境のさらなるグレードアップをお約束します。 |
保証の対象種
◇新築施工の場合(ヤマトシロアリ・イエシロアリ) ◇既築施工の場合(ヤマトシロアリ) |
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防蟻工事施工後保証内無料点検実施
◇保証期間内2回点検のご連絡をしお伺いします。 但し、施主様のご要望があればいつでもお伺いいたします。 |
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森林恵MCの防蟻効力試験
試験方法A
(社)日本木材保存協会 規格第11号1992 |
(1) 室内試験 (試験期間21日) (2) 投入したシロアリの数 イエシロアリ165頭(働き蟻150頭・兵隊蟻15頭) この試験はシロアリの好む赤松の辺材に「森林恵MC(木部用)」を規定量塗布した試験体(処理試験体)と無塗布の試験体(無処理試験体)に対して、それぞれにシロアリを規定数投入し21日間喰害させシロアリの死中率と試験体の質量減少率を算出し木部用防蟻材の防護効力を検査した結果です。 |
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試験方法B
(社)日本木材保存協会規格 第13号 1992 |
この試験は、シロアリを投入する容器とシロアリの好む赤松の辺材を投入する容器とを連結するガラス管内に森林恵MC(土壌用)で処理した土壌(処理土壌)を詰めた試験容器と無処理の土壌(無処理土壌)を詰めた試験容器の2種類を用意しそれぞれに、イエシロアリを規定数投入、21日間のそれぞれの土壌の穿孔度(シロアリが土に潜って穴を開けた度合い)によって土壌防蟻材の防蟻効力を調べた結果です。 |
(1) 室内試験(試験期間21日間) (2) 投入したシロアリの数・・・試験容器にそれぞれイエシロアリ220頭(働き蟻200頭 兵隊蟻20頭) |
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試験方法C
(社)日本木材保存協会 規格第11号1992 塗布・吹き付け・浸漬処理用木材防蟻材の防蟻効力試験(室外試験) |
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イエシロアリがたくさん生息している鹿児島県の吹上浜に於いて「バイオプリント防蟻液」を塗布した試験杭を現地の土中に埋め込み防蟻効力試験を続けております。 |
青森ひば油の超能力 |
「青森ひば」は、青森県の津軽地方で成長を続けている「ヒノキ科」の針葉樹で和名をヒノキアスナロといいます。 「青森ひば」は、湿気に強く腐りにくい性質を持っているうえ、シロアリに非常に強い優れた建築材として知られています。昔からひばの森にはあまり鳥がいないと言われていますが、これは鳥のえさになる虫が非常に少ないと言うことであり、「ひば材」から、発散される成分に害虫やダニ・シロアリ等を寄せ付けない忌避作用のある成分が含まれていることを示していると言えます。 |
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「天然青森ひば精油」・・・青森ひば材の清潔な「オガ粉」のみを蒸留釜に入れて蒸気で過熱して得られる木材精油を「天然青森ひば精油」といいます。「天然青森ひば精油」は100kgの青森ひば材からわずか1kgしか得られない貴重な物ですが、ほとんどが国有林できっちりとした管理の下に成長率1%の自然更新を維持して、将来に備えております。 |
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そして、注目に値するのは、この「青森ひば精油」の中に極めて優れた「抗菌作用」「消臭作用」「害虫の忌避作用」そして「リラックス効果」のある「天然ヒノキチオール」「B-ドラブリン「ツヨプセン」その他有効成分が含まれていることです。よって、「青森ひは精油」は医療・食品・化粧品その他たくさんの分野で利用されています。さらに「天然ヒノキチオール」は、科学的合成品以外の食品添加物(保存料)として、厚生労働省から認められています。 |
ひのき科の針葉樹「青森ひば」の端材から「天然ひば水」と「天然青森ひば精油」を抽出している工場(株)カーボンテックの「森林恵MC」の主原料はこの工場から生まれます。 |
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□健康と環境に配慮した「人体に安全・安心」 ◆業界初の天然植物100%を有効成分/天然植物防蟻・木材防腐液『森林恵MC』の各種データ |
1.MSDS<製品安全データシート> |
2.製品に含まれる化学物質に関する不使用保証書 |
3.JIS A1901に基づくホルムアルデヒト・揮発性有機化合物(VOC)の放散量測定試験結果 |
4.防蟻効果試験データ |
5.施工実績 |
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(株)カーボンテックは、健康被害があるといわれているシロアリ防除の薬剤問題に早くから取り組み1997年より化学薬剤を使わず「青森ひば精油」等の天然植物抽出成分を使用した人と地球に安心・安全な『森林恵MC』使用の防蟻・防腐「ノンケミカル施工」を実施してきました。今では、22,000棟以上の実績をいただきました。 |